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ジブリ作品 君たちはどう生きるか

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ジブリ作品 君たちはどう生きるか

色々な意味で話題になっていますね。

公開初日である7月14日に観てきました。

丁度アップするこの日で1週間経ちました。

経ちましたが、製作陣の意図もあるでしょうし、ネタバレなしの記事になります。

この度は、この時代にこの公開の仕方には思うところがありまして、それについての日記になります。

宣伝なしの公開

まず、これだと思います。

宣伝の仕方が変わってきていることの現れかなと。

ジブリ作品といえば、公開半年前から色々なメディアで宣伝をしているイメージです。

今回それらが一切ない。

いきなり公開でした。

記者会見というか、宮崎駿監督作品ですよというニュースだけ、随分前に聞いたな〜と。

「宮崎駿さんが復活するのに、宣伝なし」これが、逆に最高のPRになっています。

Hi -STANDARDを思い出した

実は、このいきなり売り出されるという例は7年前にも経験してまして。

この売り方で思い出したのが、 Hi -STANDARD。

ずっと新曲出していなかったのが、2016年にいきなりCDを店頭販売したんですよ。

通称ハイスタは、知ってる人や好きな人には伝説的なバンドで、今でもカッコいいを地で行くような人たちです。

なんの前情報もなく、いきなりの店頭販売のインパクトたるや凄かったんです。

店頭に並ぶや一気にSNSで広がりまして。

配信の時代にみんなCD買いに行ったんです、マジで。

情報が漏れないように最後まで完遂した関係者、実行に踏み切った本人様たち。

粋なことをするなぁと惚れ直した人多数な事件でした。

この時は、本当に情報が全く外には出てなかったので、今のジブリのとは若干違いはあるんですけどね。

これを思い出したんです。

ネタバレなしが成り立つ格の違い

情報公開を一切していないのに、みんなが駆け込む。

これができるのは、両者ともこれまでの実績が別格だからでしょう。

ハイスタの新曲ってだけで聴きたいんです。

視聴しなくても欲しいんです。

同様にジブリの新作、しかも宮崎駿さんが復活監督。

観たいと思う要素としては、十分です。

これまでの歴史で「出せば売れる」という実績があるからこそできる形です。

ネタバレがなかったからこそ初日に行った

ぶっちゃけて言うと、CMとか先行映像やPR動画みたいなものがあったら、観に行ってないかも知れません。

少なくとも初日には、行ってないでしょう。

全然、見当がつかないからこそ観たいと言う気持ちが強くなった。

「段々ネタバレされていく前に観たい。」と言う気持ちが働きました。

この時代ですから、どうしたって何かしら情報は入ってくるんですよ。

そうなる前にって……まんまと戦略にハマってる気がしますw。

FF16の吉田Pの言葉を思い出した

ここで最近発売されて話題になったゲームのファイナルファンタジーの新作の話を。

なぜって、私の中で両者が似てるなって繋がったから。

発売前の少しの間、宣伝のためにプロデューサーの方が、積極的にメディアに出ていた時がありました。

その時に話されていたことを2つ紹介させてもらいます。

作り手だからこそ売り上げにこだわらないと絶対ダメだと思っている

当たり前っちゃ当たり前なんですが、プロとして言い切ってたのがカッコよかったです。

遊びや趣味でやってるものじゃないので、売り上げが見込めないと、いくら「やる」と言っても実現しないでしょう。

CDにしても、売れないのにプレス工場は動かないし、仮に自主制作でレコーディングしてCDを焼いたとしても店頭には並べてくれません。

映画の場合は、作りたいものを作るには1人では難しいでしょうし(規模とか作り方によると思いますが)、できたとしても大規模には公開されませんよね。

普通宣伝しないとマスに認知されないんで、売り上げなんて見込めないじゃないですか。

ハイスタもジブリも、売り上げがある(見込める)から、周りが動いて実現したんだと思います。

ただ、今回のFFも前から宣伝はしてないんです。

ゲームしたことない人でも、名前だけ知ってると言うくらいFFも有名です。

宣伝を全くしないというのではないですが、今回のFFの販売も宣伝に関しては、昔と違ってきているんです。

そこが、今回のテーマとつながる気がしたので、次項で詳しく↓。

今の時代に伸びていく売り上げを作っていくのは、原点回帰のような手段になる

「ゲームのプロモーションに変化は感じますか?昔に比べて、圧倒的にゲームのテレビCMが減っていると思います。」

という質問に吉田さんは、ゲーム流通の話で答えていました。

昔はたくさんCMして、予約をいっぱい入れてもらうことで実績をとって(問屋さんに)買ってもらうという流れだった。

今はDL版になって、それが成り立たなくなってきている。

そして、今の若い人は忙しいし、情報の入れ替わりも早い。

発売3ヶ月前にCMをバンバン流したとしても、発売日にはもう忘れている人がほとんどである。

自分の所属しているコミュニティで話題になった時が、今の人たちにとっての買い時になるから、発売日は昔ほど重要じゃない。

そんな中で、今の時代に伸びていく売り上げを作っていくのは、原点回帰のような手段になる。

それは、身近な人による口コミ。

だから、発売直前にしっかりPR活動をして、まず存在を知ってもらう。

その熱量で実際ゲームで遊んだ人が口コミで広げてもらうという方法が一番強い。

映画スラムダンクを例に出されていました。

あの映画は、大ヒットロングランになった訳ですが、観に行った人が「絶対観た方がいい!」と広めたことが大きいとおっしゃってました。

今の日本で、これに勝る引力はないと思うとおっしゃってました。

確かにそうだなぁと、実際に私も友達に上のセリフをそのまま言われて観に行った人です。

自分の知っている人の口コミというのが大事です。

誰でもいいわけではないんですよ、決して。

「自分の知っている人=信用している人」という言い方の方がいいですかね。

これだけSNSが主流でデジタルの時代なのに、やっぱアナログな所に行きつくな〜と実感する話です。

芸能人であれ、インフルエンサーであれ、何らかのコミュニティの人であれ、全然知らない人ではなく自分の知っている人の話なら実行に移せるんです。

商品レビューの動画やSNSを駆使していて、若い人の方が情報の取捨選択が上手であるこの時代。

余計な情報を入れない方がいい=宣伝しないという式も成り立つなと。

知らないからこそ掻き立てられる衝動を上手く利用したとも言えるかなと。

まとめ

色々なことが転換点にきてる今の世の中において、宣伝・プロモーションという業界もその一つなんでしょう。

「宣伝しないことが宣伝になる」

この時代にあえてその売り出し方をする理由は何か。

それが成り立つというのはどういう事かを勝手に色々考えたっていう記事でした。

多分、理由については大した理由があったり、案外なかったりするんだろうな〜と思っています。

ある人は、「宮崎監督へのご褒美だ」という人もいます。

PR,CM活動大変だから、という理由かも知れないですねw

ネタバレしないからこそ観に行きたいという要素になるという戦略的な理由かも知れないしれません。

ただ、情報過多のこの時代に一切宣伝しないというのは、逆に「観たい・知りたい」と思わせることは確かだと思います。

わざわざ足を運ぶ動機になるってすごいことです。

一つの戦略としては、ある意味ジョーカー的なカードかも知れません。

ある意味めちゃくちゃ強力なカードです。

だからこそ、それが成り立つことの方が重要な気がしますね。

なんで成り立つのか、どうしたら成り立つのかを自分なりにでも解明することが、これからの時代で大事なことが一つ見つかる扉になるかなと考えたりします。

「やってみたら、たまたまハマった」と、時代の流れを読んだか読んでないのか鈴木敏夫さんなら言いそうだなぁと思ったりもします。

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